インタビュー フードコーディネーター&スタイリスト 江口恵子さん

Sherry- スペシャル・インタビュー
フードコーディネーター&スタイリスト 江口恵子さん

住まいと食の現場で活躍する江口恵子さんに『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』の
『ピクアル』、『ベンジャミン』、『グリーンオリーブ』をお試し頂き
プロの目と舌で感じた率直な感想を伺いました。


優れたオイル選びの決めては酸度

今や「食」に関する情報は溢れています。さらにコマーシャル性の高い製品が出回り、配信力のある方が薦めると自然と「いいらしい」と思いがちですね。言葉の力もブームに繋がっているように感じます。とはいえ、情報の多さ故、実際どの製品が確かなのか、どれが正しい情報なのか判断し兼ねる状況ともいえます。

「油」は以前は悪者のイメージでした。でも昨今では「質の良い油をとり入れれば健康になれる」と随分と認知されるようになりました。とはいえ”良い油の基準”はマチマチ。実際、なにを選んでいいのか皆さん、迷っているのではないでしょうか? ブームの度に”身体に良い万能な製品”が登場する訳ですからチョイスも難しくなります。

中でもオリーブオイルは馴染み深く、食べやすい油の代表です。私はどのオイルより浮気をしていると思います(笑)。新製品やおいしそうなものを見かけると片っ端から試さずにはいられません。

これまでは値段だけでは判断しきれませんが、ある一定の基準金額を設けてそれなりの値段を払えばおいしくて安心なものを買えると思い込んでいました。ラベルに酸度の数値を見かけた記憶もなかったのでまさかオリーブオイルを選ぶ基準が酸度だとは思ってもみませんでした。表記されてないものもまだまだ多いですがこれからは心がけるつもりです。

カスティージョ・デ・タベルナス0.1との出逢いで知ったこと

初めて『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』を口にしたとき、油独特のまとわりつく感じがないのが意外でした。初めてテイスティンググラスを使った試飲もしてみましたがとても面白かったですね。

掌の中でグラスを温めると香りと味が際立ち、品種や質の差がよくわかりました。オリーブオイルはオリーブの実の果汁です。けれど内心では「油は油だよね」と違和感を持っていました。でも『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』は油を感じさせない、澄んだオリーブの風味そのままなんです。

まず試食にはパンやお豆腐など身近な食材で試食してみました。でも一番驚いたのはイチゴのコンポートに垂らして食べたときです。油を使えばおかずや前菜になるはずという概念も吹き飛ばし、むしろオイルによってイチゴの瑞々しさ、甘酸っぱさが引き立ちました。

油臭くならずにスイーツのままキープできるってすごいなと感心したほどです。試しに普段使っているオリーブオイルもかけてみましたが食べ進めることが出来ませんでした。おかげで高品質の油は甘味と相性がいいことも初めて知る機会にもなりました。

おいしさの目安は酸度と透明度

以前の私はオイルは開けたてが一番おいしいと思っていました。だからこそ、なるべく小さい瓶を買って早めに使い切るように心がけてきました。開封して時間が経過すると味も悪くなりますし、匂いが鼻につく。当然、油は酸化しますから早く消費するのが良いと。

でも大事なのは酸度の出発点。低酸度で不純物が少ない良い油は酸化のスピードも違うので時間が経ってもおいしいと知ったとき、目から鱗でした。また濁りとか荒搾りとかお酒のようにオイルも完全に濾過されていない方が味が良いと
信じていました。少しぐらい刺激や雑味がある方が味わいがあると。でも、今は不純物が多いほど酸化を進めるのだと知り、オリーブオイル選びが変わり始めています。

さらにグリーンの色の濃いものが新鮮で良質だと思っていました。オリーブの実は緑ですからね。でも『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』は無着色の黄金色。今回、オリーブオイルの色を変えるために化学変化を加えたり、
着色するなどの偽造があると知り、とてもショックでした。

環境が身体や食材を作る大切さ

日本のオーガニックや有機の基準値は残念ながら低いのが現状です。近頃は無施肥無農薬栽培(自然農法)に目を向けています。そういう意味では『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』も同じですね。砂漠には虫もいない、病気にもなりにくいので農薬を使う必要がないといいます。だから元気に健全に育つ。人間もそうじゃないですか? 環境がよければ病気にもならないし、鬱にもならない。わざわざ「オーガニック」と銘打つ必要のないナチュラルなオイルは稀少です。

身体を作るオリーブオイルのとり入れ方

質の良い油は細胞の生成を助けたり、粘膜を保護する役割を果たしてくれます。肌のターンオーバーも促し美容にもいい。骨や筋肉といった細胞を繋ぎ、強化してくれるので成長期のお子さんにも欠かせません。だからこそチョイスのコツを知り、適切な摂取や調理の仕方を考え、生活に取り入れるべきです。一方でいくら身体に良いとはいえ、選び方を間違え、酸化した油を安易にとり入れると胃腸だけでなく腎臓や肝臓に負担をかけることになり、とても危険です。

『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』の3種のうち、一番気にいったのは『ピクアル』です。味はしっかりあるけど、マイルドで安定感があります。料理にも使いやすいですね。それまではパンチがあり、ピリッと辛味があるものが好みでした。でも『ピクアル』の味を知ってみると、これまでの舌で感じてた刺激はなにか足されていたり、雑味だったのかもしれないと感じるようになりました。その点でいえばピクアル60%、アルベキーナ20%、オヒブランカ20%を配合した『グリーンオリーブ』は個性的でありつつ優等生。大人のオイルというイメージです。

そして改めて感じたのは、質の良いものは”自己主張しすぎない”のだなということ。素材や調味料と相性も良く、香りとコクがしっかり感じられるけど出しゃばらない。実は口にする瞬間までは、もっとわかりやすい、個性的なオイルを想像していたので、そのマイルドさに「おっ!」と新鮮な驚きを覚えたほどです。咄嗟にこれでペペロンチーノを使ってみたいと思いました。仕上げにたっぷりかけて食べたらおいしいだろうなーって、すぐに出来上がりの味わいや
匂いもイメージできました。

我が家では野菜を塩とオリーブオイルで食べることが多いですが『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』なら、さらに安心しておいしく食べられ、美容健康の面でも相乗効果がでると思います。
油臭さを嫌う子供たちにもやさしく穏やかな味わいの『ベンジャミン』なら大丈夫。これからは積極的に野菜やフルーツを食べて欲しいと思っています。赤ちゃんのいるご家庭ならば授乳や離乳食にとり入れることで発育を促し、
オイル不足のために起こる便秘も解消してくれるでしょう。

そう、野菜や果物といった甘さのあるものが、よりおいしくなるオイルなんです。普通はそのまま食べたら十分においしい旬の果物にわざわざかけて食べようとは思わないですよね。でも『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』は違います。おいしくなるからかけて食べたくなってしまう。身体も求めているのでしょうね。


2016年11月15日は『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』を使った江口恵子さんのレシピをお届けします


江口恵子

インテリア&フードスタイリスト。雑誌、広告、Web等でインテリア、料理といった暮らしまわりのスタイリングを提案。吉祥寺にてORIDOを主宰し、カフェオーナーからクッキング講師まで務める。著書には『子どもといっしょに季節の食しごと&保存食』(マイナビ刊)、『作って伝える 郷土ほっこりおやつ』(赤ちゃんとママ社)がある。
http://www.natural-foodcooking.jp
http://www.orido.life

撮影・取材協力 ORIDO

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