エッセイ『東京オリーブオイル生活。 はじめに』 『東京弁当生活。』管理人 杉森千紘さん

月間100PVの人気ブログ『東京弁当生活。』の管理人であり
『東京弁当生活帖。』(セブン&アイ出版刊)の著者、杉森千紘さんご登場。
題して杉森的『東京オリーブオイル生活。』。
杉森さんのカスティージョ・デ・タベルナス0.1のある暮らし。
まずは酸度0.1のエクストラバージンオリーブオイとの出遇いとは?
杉森さんの毎日にこれからどんな「おいしい」と「楽しい」が始まるのでしょうか?

シンプルな調味料だけ、ちゃんと選ぶ

もうそろそろ大事な調味料は良いモノを使ったほうがいいんじゃないか、と思っていたところ。スーパーで安いもんをあまり考えずに買うんじゃなくて、ちゃーんと上質なやつを選ぶのはどうだろう、と。オトナになったら急にカシミアのセーターとか銅のお鍋が欲しくなるみたいに。特にわたしが大事だと思うのは、塩と醤油とオリーブオイル。この3つは登場頻度が高いだけじゃなくて、シンプルな使い方をすることが多いから。

塩や醤油は元々種類もテクスチャも色々分かれているから、だいたい想像がついて意識的に選べる。問題はオリーブオイルで、こればっかりは普段よりちょっとお高いぐらいの値段の物を買って「おおお!なんかちがう!」とふんわり満足している。本当のところは何がいいのやらよくわからないから、たいていはジャケ買い。コンビニでワインを買うときと同じだな。

一応エクストラヴァージンを選んでるけど、すぐに酸化して普通のオリーブオイルと風味が変わらなくなる。だから開けて最初の方だけ、爽やかな香りをサラダなんかで楽しんだらあとは正直サラダ油と同じイメージでおる。みんな、そんなもんだろうと思う。

・・・そんな中、ひょんなことからいただきものの「カスティージョ・デ・タベルナス0.1」を使いだしたというわけ。わたしの気に入っているところは以下の3つ。

美味しくて酸化しづらいとはこれいかに

スペインの砂漠で取れたエクストラバージンオリーブオイル。名前が長いのはともかく0.1ってなんだよ、と思ったらこれは酸度のことらしい。奇跡的に低い数値はすなわち酸化していく取っ掛かりが少ないってことで、開栓しても長く風味を保つとのこと。

スペインの志あるメーカーさんには不本意かもしれないけれど、わたしにとっては無農薬とか無着色無添加とか、高品質なクオリティに関することよりも「酸化しづらい」っていうのが正直一番デカい。だって長く美味しいまま使える、って自然に与えられた高機能商品ってことよ。いつもの市販のエクストラヴァージンみたいにすぐに劣化するんじゃ困る。最後の一滴まで願わくば芳醇な風味でいて欲しいのである。貧乏性のひとり住まいをなめてはいかん。

アイラブ抗酸化ベリーマッチ

アンチエイジングの戦いはひたすら抗酸化!という結論に至ってもまあそう簡単にはいかないので抗酸化成分のサプリまで購入して日々せっせと摂取中。ところが天然の抗酸化成分がオリーブオイルにはたっぷりという話。よーしもらったー。

わたしの愛するジェイミー・オリヴァーの料理番組では、いわゆる「追いオリーヴ」が凄まじくて、そんなに油かけていいのかよと思いながら見ていたのだけど、このオイルのさらり具合は全く罪悪感を誘わない。なるほどねえ、と良質なオイルからも抗酸化に挑戦しているところ。

味で使い分けるという楽しみ

「カスティージョ・エ・タベルナス0.1」には、ピクアル、グリーンオリーブ、ベンジャミンの3種類のオリーブオイルがあって微妙に風味や強さみたいなものが違う。これにはこれかな、という感じで今のところ通ぶって使い分けています。砂糖や蜂蜜や黒糖を使い分けるみたいに、素人の勘でも工夫してみるってのはそりゃ楽しいもんです。

ということで、来月からはこのオリーブオイルをワタクシがどういう風にじゃぶじゃぶ使っているのか、種類ごとに3回に分けてお届けしたいと思います。お楽しみいただければ幸いです。

【写真・文 杉森千紘】
※このページのベンジャミンのボトルラベルは前年製造のものとなり、2017年度発売からデザインが変わります


エッセイ 杉森的『東京オリーブオイル生活。ピクアル編』2017年3月15日に更新します


 

すぎもり・ちひろ。月間100PVを超える人気ブログ「東京弁当生活。」管理人。福井県出身。国際線CA、IT企業勤務を経て現在フリーランス。節約と健康の為に会社員時代から始めたお弁当日記や、趣味のひとり旅、食べ歩きメモなどを書いたブログが月間PV100万超えの人気を集める。123個のお弁当バリエーションを掲載したエッセイ『東京弁当生活帖。』が発売中。予約開始翌日にはAmazonの弁当部門のランキングで1位を獲得。発売6日めで重版とその注目度、人気ぶりを数字で響き渡らせた。

東京弁当生活。 http://tokyobentolife.com

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