こんにちは。Sherry-です。
酸度0.1のエクストラバージンオリーブオイルがある生活を皆さんにお勧めしています。
今日は、ちょっと改めてですが『酸度0.1』とは、何なのかを少し、ブログに綴れたらと思っています。おそらく、馴染みの薄い方もまだいらっしゃると思います。ですが、『酸度0.1』、もっと言うと『酸度』について、その概念を知るとオリーブオイルの選択基準が大きくわかると思います。簡単に言うと…。
『酸度』とは、オイルの鮮度を示す数値です。
同じようなものに『酸価』というものがありますが、オリーブオイルで、重要になるのは『酸度』です!ちょっと、難しいかもしれませんが、是非、『酸度』を知ってもらいたいと思います。オイルは脂肪酸とグリセリンが結びついた構造をしています。オリーブオイルの原料であるオリーブの実は、摘み取られると、その後の時間が長ければ長い程、どんどん脂肪酸とグリセリンの結合がなくなっていきます。結合がなくなった、脂肪酸の事を遊離脂肪酸といいますが、この遊離脂肪酸がオリーブオイルの酸化へとつながっていきます。一度、オリーブオイルになってしまえば、遊離はほとんど進むことがありません。つまり。オリーブの実を摘み取って可及的速やかにオイルに精製することが大変重要になるのです。すぐに搾るからこそ、遊離脂肪酸の量が少なく、安定したオリーブオイルになります。
脂肪酸が何%遊離しているか示す数値が『酸度』となります。
例えば、酸度1%は、100gのオイルの中に、1gの脂肪酸が遊離されていることになります。こうした点から、オリーブオイルの品質を示す指標として、〝世界〟では広く知られ、もっとも重要な基準となっています。ですので酸度の表記がしっかりあるエクストラバージンオリーブオイルを選ぶ必要性があるのです。
エクストラバージンオリーブオイルは酸度0.1~0.8と規定されています。
オリーブオイルは細かく言うと、品質が高い順に、エクストラバージン(酸度0.8以下)>バージン(酸度2%以下) >オーディナリー(酸度3.3%以下)>ランパンテ(酸度3.3%以上*ランパンテは、ランプの意味で加工用です。)となります。
エクストラバージンオリーブオイルは、極上のオイルに当たり、果実本来のおいしさ、風味、産地、品種等それぞれの個性を味わうオイルです。そのエクストラバージンオリーブオイルの品質の中でも、最高品質が、冒頭で話した『酸度0.1』になります。それはすべてにおいて最高峰です。また、酸度は人為的に下げることができません。だから嘘をつくことができません。まごうことなきオリーブオイルそのものの品質は酸度の低さが重要なバロメーターとなります。
酸度0.1は最高品質であるがゆえに、オリーブの事を知り尽くした方々でないと生み出すことができない作り手の誇りです。
私たちが紹介しているカスティージョ・デ・タベルナス0.1、そしてイスールも、ともに『酸度0.1』です。それは、紛れもないエクストラバージンオリーブオイルの王の証です。それは人類が積み重ねてきた叡智の結晶にも等しいでしょう。
酸度0.1のエクストラバージンオリーブオイルの何が素晴らしいかというと、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸が良質であるからです。オレイン酸は酸化されにくいことが知られています。悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を上げて、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの疾患を予防することが提唱されております。また、オリーブオイルは古くより万能薬も言われてきました。特にエクストラバージンオリーブオイルは抗酸化物質も多く含まれ、がんや骨粗鬆症・糖尿病などをはじめとした病気の予防に効果的だといわれています。
是非、毎日のおいしい食卓に、酸度0.1のエクストラバージンオリーブオイルを。カスティージョ・デ・タベルナス0.1とイスールはエクストラバージンオリーブオイルの最高峰『酸度0.1』です。オンラインショップにてご購入できます。
→ http://www.cdt01-sherry.shop/
お買い物の合計6000円以上で送料無料です。まずは試してみたい方、そしてお得なセットもご用意しています。
ほんの少しお知らせです。来る2018年4月22日東京都木場公園にて開催の『東京ヴィ―ガングルメ祭り』に弊社 株式会社清州 Sherry-が出展します。当日は試飲もできます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
詳しくはブログもみてくださいね。
→ http://i-sherry.com/2018/04/10/vegan_festa_2018/