酸度0.1オリーブオイル『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』。それは〝奇蹟のオリーブオイル〟と称されています。多くの方の想いが、どこにもない希少なオリーブオイルを生み出したのです。私たち、Sherry-はその生産への絶え間なき努力と、生産者の〝想い〟を多くの方々に伝えていきたい。そして、素敵な食生活を実際に体験していただきたく想いっています。製品の魅力はもちろん、お話したいのは酸度0.1のオリーブオイル『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』が織り成す素敵な毎日です。生みの親であるOLIVAR DEL DESIERTO(オリヴァル・デル・デスシエルト)社がオリーブオイルに捧げた詩があります。是非、皆様にも知っていただきたく、日本語版をここに記します。
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砂漠の油 ~Oil of desert~
見渡す限りの海、海、海。
南スペインのアルメリアには青く美しい海がある。
見渡す限りの砂、砂、砂。
そしてヨーロッパで唯一の砂漠がある。
砂漠のなかに小さな町がある。
タベルナスという人口5千人の町だ。
いま、その町がオイルで沸いている。
砂漠にオイルはつきもの、と勘違いしちゃいけない。
そのオイルはエメラルド色に輝く。
砂漠のままでは人の心も乾いていく、ような気がする。
みんなのために、子供たちのために、この砂漠を緑の大地にしたい。
そう考えた男たちがいた。
男たちは来る日も来る日も苗木を植え続けた。
枯れてしまう苗木もあった。それでも決してあきらめなかった。くじけなかった。
山の向こうに水があるとわかれば、
そこまで行って深い井戸を掘り、延々とパイプをひいた。
苗木を植えはじめた日から10年以上が過ぎた。
緑、緑、緑・・・10万本のオリーブの森。
不毛の砂漠は見渡すばかりの森になった。
タベルナの住民は赤ちゃんもお年寄りも
ひとり20本のオリーブの木をもっている計算になる。
11月、オリーブの森にいき、オリーブの実を集める。
美しい緑の実を搾るとエメラルド色の美しい油ができる。
そのオリーブオイルは品質世界一の評価に輝いた。
世界一晴れの日が多い気候が素晴らしいオリーブの実を育てたからだ。
砂漠でとれた世界一のオイル。
黄金色をしているのは
男たちがオリーブを来る日も来る日も植え続けたから。
情熱さえあれば、不毛の砂漠も緑の大地になる。
presented by CASTILLO DE TABERNAS