ほんのりお祝い事とカスティージョ・デ・タベルナス0.1との出逢いを綴りたいと思います。
先日カスティージョ・デ・タベルナス0.1を使った、ミルクレープでちょっとしたお祝い事をしました。実は3月は、Sherry-がカスティージョ・デ・タベルナス0.1を皆さんにお届けして、1年になる節目の月です。なのでお誕生日でした。
お祝いの最中、カスティージョ・デ・タベルナス0.1と歩んだ色々な事を想い出してしまいましたのでここに綴りたく思います。
1年の振り返ると楽しんだり、悩んだり、色々な事がありましたが素敵な毎日。
皆さんに、Sherry-が出逢ったおいしいオリーブオイルを届けたい。カスティージョ・デ・タベルナス0.1に込められた生産者の皆さんの絶え間なき情熱と、想いを伝えていきたい。そして、酸度0.1の重要性を、オリーブオイルの文化を日本にも届けていきたい。
そう思って、歩んできた最初の1年でした。
少し、昔話をさせて下さい。
想えば、カスティージョ・デ・タベルナス0.1との出逢いは、日本のとある場所での滞在からたまたまでした。一口なめて、そのおいしさを忘れることができず、１ユーザーとして購入したことが始まりでした。それから10年近くが経って、それまでに本当に沢山のオリーブオイルに出逢ってきました。そのどれもが個性的でありましたが、あの出逢いの瞬間は忘れることができませんでした。
『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』
それは一言でいうと〝優しさ〟に包まれたエクストラバージンオリーブオイルだと思います。
あの出逢いの瞬間から
私の中で、優しさに包まれたオリーブオイルを
もっと日本の方に届けたくて。伝えたくて。
その想いが募り、株式会社清州にオリーブオイル部門Sherry-を立ち上げました。
ただ想いだけで、2016年にスペインに行きました。
首都マドリッドから南に600km離れたアルメリアへ。カスティージョ・デ・タベルナス0.1の生まれ故郷であるタベルナス砂漠を訪ねました。
行く道は砂漠にも関わらず、オリーブ畑が私を出迎えてくれました。
太陽に照らされた葉と果実は、宝石の様に輝いていて、私に優しく語りかけているような、そんな感じがしました。
そしてカスティージョ・デ・タベルナス0.1の生産元の社長ラファエル・ウベダ氏と皆さんと会いました。日本語しか話せない私は、ただただ、カスティージョ・デ・タベルナス0.1との出逢いの嬉しさを話し、日本の皆さんに是非、お渡ししたい、もっとこのオリーブオイルを広めていきたい、そう話しました。そして、不勉強ながらもオリーブ文化を日本で伝えていきたい。
ただただ、想いを伝えてばかりいたのを覚えています。
ウベダ氏を始め生産者の皆さんとも話して、先ほど話したオリーブの木々を見た時に感じた、優しい語りかけが、生産元の皆さんがおいしいオリーブオイルを創りたいという絶え間ない想いを映し出されたものだとわかりました。
想いは砂漠に奇蹟のオリーブを育み。
その想いは、世界でも稀少なオリーブオイルの最高品質、酸度0.1を生み出しました。
訪れた際に、良質かつ新鮮なオリーブの実の摘み取りと徹底した品質管理の体制も見せていただき、絶え間ない努力が世界でも類を見ない稀少なオリーブオイルに結びついていることを知りました。
出逢いから10年近く。
私の想いが叶いました。
そして、年が明けた2017年3月。
日本の皆さんにカスティージョ・デ・タベルナス0.1をお伝えしました。小さな小さなことでした。カスティージョ・デ・タベルナス0.1の生産者の皆さんの想いを伝える。この優しいオリーブオイルを多くの方にお渡しする。
振り返ってみると、1年はあっという間でした。
本当にたくさんの人に出逢えたのがうれしくて。
毎日の出逢いが、オリーブの瓶から注がれたオイルのように黄金色にキラキラ輝いています。
カスティージョ・デ・タベルナス0.1を多くの方にお渡しできた事が、本当にうれしい日々です。そして、星が巡り、また、こうして、節目を迎えた事が何よりの倖せです。
これからも多くの方々に。
３月に入り、皆さんにお届けをし始めています。
オンラインショップでも3月10日に発売開始が決まりました。これからも生産者の想いと優しさの溢れた酸度0.1のオリーブオイル『カスティージョ・デ・タベルナス0.1』を、皆さんに。
まだまだ小さな一歩ですが、邁進したく思います。
株式会社清州Sherry-
清本逸子
